顔面神経麻痺

顔面の麻痺(顔が曲がる)

 

顔面神経麻痺顔面に歪みが生じた場合は、脳や脳神経の障害が疑われます。気になる症状がある場合は、なるべく早めに当院までご相談ください。

顔面神経麻痺

顔面神経とは、脳神経のひとつで、表情を作る筋肉である顔面表情筋を支配する神経です。この顔面神経になんらかの原因で異常が生じ、顔が歪んだり、麻痺したりして普段通りに顔の筋肉が動かなくなる症状を顔面神経麻痺と言います。また、顔面神経麻痺は、脳卒中の症状のひとつとして現れることがあるため、注意が必要です。

症状

顔面神経麻痺は、小さいお子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層で発症します。顔が歪む・顔の半分が動かない・まぶたが閉じない・飲んだ水がこぼれるなどの顔面表情筋の障害が現れます。さらに、涙の分泌障害・舌半分の味覚障害など、症状は軽いものから重度のものまで多岐にわたって起こります。

原因

原因不明であるベル麻痺と呼ばれるものが多いですが、ハント症候群と呼ばれる帯状疱疹ウイルス感染が原因とされるものなどもあります。また、脳卒中などの中枢神経疾患が疑われる場合もあるため、この場合は速やかに救急対応を検討します。

顔面神経麻痺の検査

まず、問診で患者さんの症状と経過・状況を確認した後に、神経学的診察を行います。さらに、頭部MRI検査で中枢神経疾患の有無を確認します。

治療

ベル麻痺による顔面神経麻痺の治療は、後遺症を少なくするために発症早期にステロイド治療を行うことが重要です。しかし、糖尿病などの基礎疾患がある方の中には、その基礎疾患を悪化させてしまうこともあるためステロイド治療が行えない場合があります。ステロイド治療が行えない場合でもビタミン製剤の投与を行ないながら経過を観察します。気になる症状がある場合は、なるべく早めに当院までご相談ください。

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