コラム

来院してくださった患者さんへの御礼、そして頭痛について

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新橋の地に当院を開院してから、おかげさまで1年半程度が経過します。
たくさんの患者さんに来院していただきましたこと、スタッフ一同心より感謝申し上げます。

さて、当院を受診された脳神経領域の患者さんの中では、頭痛を訴えられていた方々が一番多いのではないかと思います。
大部分の頭痛が二大頭痛とも言える緊張型頭痛や片頭痛と診断できて、治療につながっています。
頭痛による日常生活への影響は、医療費などの直接的な経済的な負担だけではなく、日中のパフォーマンス低下や発作を不安視するあまりにやりたいことをためらってしまうといった時間的・社会的なダメージなどもあり、非常に大きなものです。
このような頭痛症状を少しでも緩和・消失するべく、お力になれればと考えております。

2021年から片頭痛の発作を抑制する有効性の高い薬(CGRP関連予防薬)が保険診療で使うことが可能となり、当院でも適応のある患者さんには積極的にご提案しております。ご興味あればご相談ください。

一方、まれではありますが、後遺症や命に関わる脳卒中の原因となる脳動脈瘤や脳血管解離、脳腫瘍などがMRI検査で発見された方もいます。
今後も注意深く診療を続け、危険な頭痛の原因を見逃すことのないよう努力していきたいと思っております。

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